代表あいさつ

専門商社として培った技術ノウハウ、業界トップシェアを誇る企業

私たちは、その昔「船具屋(せんぐや)」と呼ばれていた船の資材を扱う専門商社です。造船・海運・水産に必要な資材を全て取り扱い、救命具の整備においては国内トップシェアを誇ります。整備士の育成や高度な技術でも他社との差別化を図っています。専門商社である強みを活かして、客船の厨房設備からホテルの厨房設備へ、船内の自動搬送システムから図書館の自動搬送システムへ、船上の甲板からボードウォークへ、海上から陸上へと事業領域を拡げ、地域産業にも貢献する幅広い場面で活躍しています。国内へはもちろん、世界へと航路が広がるここ下関で、新地開拓や事業展開といった新たな挑戦と未来への成長をし続けていきます。

代表取締役 村上博史
代表取締役 村上博史

シモセン流 ひとのあり方、仕事のあり方について

———— 技術と信頼のバトンを次世代につなぎ、「日本一の船具商」へ。

当社の掲げる目標は「日本一の船具商」になることです。そのために救命具整備部と商社部の連携を強化し、よりよいサービスの向上を図っています。伝票でモノを動かすだけではない“現場に入る商社“としての使命を果たし、この業界で確固たる信頼を得るために社員一丸となって取り組んできました。これを次世代に継承していくのが若い人材です。約20年前から新卒採用にこだわり、技術と信頼のバトンをつないでいます。私のデスクを含め、社員全員のデスクがワンフロアにあり、風通しが良く面倒見のいい先輩や上司に恵まれる職場では、人と人のコミュニケーションを大切にしながら若手が活躍しています。

人と人のコミュニケーションを大切にしながら若手が活躍
———— “シモセンパーソン”とは、リーダーシップと思いやりのある人。
シモセンパーソンとは、リーダーシップと思いやりのある人。

時代の流れを踏まえ、本人の頑張りが報われる評価制度をつくろうと、役員や総務と話したことがありました。ところが、いざ評価項目をつくろうとすると、誰の頭の中にもアイデアが浮かびません。では、理想のシモセンパーソンとはどんな人かと問うと、「明るい人」「会社に実績を残した人」など、次々と意見が出てきました。全社員のアンケートから見えてきたのも、夢や目的のためにものごとを変えていこう、一生懸命やっていこうという強いリーダーシップ。そして、思いやりでした。仲間のため、お客様のため、家族のために行動できるリーダーシップと思いやりがある人こそ、“シモセンパーソン”だと考えています。

———— 海の物流・安全を担う誇りを持ち、会社の未来を築く一員に。

当社は、「商いは牛のよだれ」を心構えに、地道に真面目な商いをしてきました。実直にこの仕事に携わるうちに、自分の仕事が海の物流を支え、海の安全を担っているのだという実感が生まれてくるはずです。業界の底辺を支えているといえば大袈裟かもしれませんが、それくらいの意気込みと気持ちが必要だと思います。次の世代に会社を引き継ぐまであと10年ほど。後継者を育てるためには、これからの5年間が本当の勝負だと考えています。これから入社される新卒の皆さんこそが、シモセンを「日本一の船具商」へ押し上げていく一員です。いまとこれからの海のこと、ともに考え支えていきましょう。大きな志を持つ皆さんとの出会いを楽しみにしています。

株式会社 シモセン